バカ丸出しの東京新聞:「ウクライナの声を聞け」というタワケ

オールドメディアのバカ丸出しを今日も糾弾したい。東京新聞は、19日、「米ロ首脳会談 ウクライナの声を聞け」という社説を公開した。まず、不可解なのは、「ウクライナの声」について何も書かれていない点だ。

善意に解釈すると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の言い分を聞けということかもしれないが、ウクライナ国民の声と聞けと言っているのかどうか、はっきりしない。

このサイトでも何度も書いてきたように、すでに任期切れのゼレンスキーの声を聞いてみたところで、それは国民の声ではない。

7月22日に、二つの反腐敗国家機関を骨抜きにする法律を立法化したことで、腐敗の跋扈する政権内部やその周辺の不正を糺す気さえもっていないことも示したゼレンスキーの言い分など聞いたところで、まったく無意味だろう。

もちろん、国民の声を聞くことはきわめて重要だ。そうであるならば、東京新聞よ、あたくは「バス化」について報道したことはあるのか。あるいは、ウクライナのすさまじい腐敗状況について書いたことはあるのか。あるいは、通貨フリヴニャ安問題を報じたことはあるのか。あるいは、ウクライナ経済の破綻について分析したことはあるのか。

こうした努力をしないまま「ウクライナの声を聞け」というのは、バカそのものではないか。

 

バカ丸出しの記述

社説には、「ロシアがトランプ氏を通じて押し付けようとしている「和平案」は拒否されるべきである」という一文がある。拒否するのは簡単だ。その結果として、東京新聞よ、ウクライナ人が何万人も殺されてもいいというのか。おたくらは、ウクライナが戦争に勝っているとでも思っているのか。もしそう考えているのであれば、証拠を見せてほしい。

すでに、このサイトでも、あるいは、「現代ビジネス」での拙稿においても、ウクライナは敗色濃厚であると書いてきた。この事実からすれば、一刻も早い停戦・和平を求めることが何よりも望ましいのだ。

領土を割譲しても、国民の生命のほうが大切であるとなぜ言えないのか。いい加減に目を覚ませ。君たちはまったく不勉強で、不誠実な最低最悪なオールドメディアだと断言しておこう。

 

もっと勉強しろ!

つぎのようなバカ丸出しの記述もある。

「独立国家の主権と国際法の原則堅持という冷戦後に築かれた国際秩序は、ロシアの暴挙とそれをとがめないトランプ氏のロシア寄りの姿勢によって崩壊の危機に直面していると言える。」

おい、2013年から2014年にかけて超過激なナショナリストをけしかけて、武力闘争の仕方まで伝授して、2月にクーデターを起こしたバラク・オバマ大統領、欧州担当だったジョー・バイデン副大統領、ウクライナ担当だったヴィクトリア・ヌーランド国務省次官補の責任はどうなったのだ。答えてみろ!プーチンによるウクライナへの全面侵攻はたしかに暴挙だが、その前に、アメリカの政府指導者が犯した罪を不問にしてもいい理由があるのか。答えてみろ!

「トランプ氏のロシア寄りの姿勢」というのは間違いだ。トランプは反オバマであり、オバマのもとで、バイデンやヌーランドがやってクーデターやその後のウクライナへの関与を問題にしているのであって、プーチンのことは二次的な問題にすぎない。

彼らの「リベラルデモクラシー」の輸出という下劣なやり方を糺し、自分の戦争ではないウクライナ戦争を何とか停戦・和平にもち込もうとしているだけだ。そのために、反オバマ、反バイデン、反ヌーランドの政策をとっているだけだ。

それが結果として、プーチン寄りにみえるとしても、それは彼らのリベラルデモクラシー輸出がウクライナ戦争を引き起こす遠因となった以上、必然だ。なぜならこの政策によって、ウクライナ全土を奪われ、ロシア系住民への暴力が頻繁に起きたのは事実だからである。そもそも、東京新聞よ!君たちはリベラルデモクラシーのひどさについて考えたことがあるのか。拙著『帝国主義アメリカの野望』くらい熟読玩味して考えてみろ!

 

小谷某の「無能」

ついでに、昨日みていたテレビで、小谷某という「無能」な専門家が大間違いをしていたので、その話も書いておく。彼は、プーチンが米ロ首脳会談でも何も譲歩を示さなかったと発言した。おい、拙稿「メディアが報じない米ロ会談の真実「プーチンはここまで譲歩した」」くらいしっかり読めよ。もっと勉強しろ!

ついでに、彼は、スティーブ・ウィトコフ米大統領特使をバカにする発言をした。それは、「ウィトコフは米ロ間で壮大な協定を結ぶことを好んでいる。彼の交渉への関与は通常、ウクライナに不利益をもたらすものであった。また、並外れた無能さも際立っている」、と書いた8月13日付のThe Economistの記者と同じ趣旨の発言だ。この「無能さ」はincompetenceという英語で表現されている。私は、小谷某に言いたい。「君もincompetenceそのものだ」と。

 

 

(Visited 70 times, 1 visits today)

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

塩原 俊彦

(21世紀龍馬会代表)

このページの先頭へ