今週、読んだ数多くの記事や論文のなかで、もっとも勉強になったのは、The Economistが報じた「Sex work in the gig economy」という記事である。私は、「現実」を読み解くという観点から、性に・・・

「The Economistの必読記事：Sex work in the gig economy」の続きを読む

2025年6月12日、一般社団法人日本新聞協会は「インターネットと選挙報道をめぐる声明」を公表した。バカそのものの声明である。こんなバカが日本全体をより無知蒙昧にしていると指摘したい。   バカ１ 声明には、「近年のイン・・・

「一般社団法人日本新聞協会の「インターネットと選挙報道をめぐる声明」にみるバカ者たちのバカさ加減」の続きを読む

ようやく7月に拙著『ネオ・トランプ革命の深層』が刊行になる。そこで、本書の紹介と、販売協力を求める告知をここにアップロードしてみたい。   まず、本書を理解してもらうために、「はじめに」部分を紹介しよう。縦書きを横書きに・・・

「拙著『ネオ・トランプ革命の深層』について」の続きを読む

427 物象化→物象化とは、本来は「関係」であるものを、あるいは関係のうちに生起する「過程」を、事物のように表象することである。 物象化はどうして生ずるのか。その原因は、一般的価値形態としての貨幣の浸透にともなう商品・貨・・・

「大澤真幸著『〈世界史〉の哲学　現代篇２　アメリカというなぞ』を読む　（４）」の続きを読む

308 「アメリカン・ルネサンス」⇒19世紀の前半の1830年代から、南北戦争の1860年代まで   309 この時期にはじめて、ヨーロッパの文学の模倣にとどまらない、アメリカ独自と評価しうる文学作品が一挙に現れた。⇒エ・・・

「大澤真幸著『〈世界史〉の哲学　現代篇２　アメリカというなぞ』を読む　（３）」の続きを読む

233 これこそが、物神崇拝（フェティシズム）が、貨幣という神への信仰が思念の側ではなく、実践の側にある、という現象である。意識のレベルでは物神崇拝はない。しかし、行動のレベルに物神崇拝がある。人々が知らないこと、人々が・・・

「大澤真幸著『〈世界史〉の哲学　現代篇２　アメリカというなぞ』を読む　（２）」の続きを読む

大澤真幸著『〈世界史〉の哲学　現代篇２　アメリカというなぞ』を読了した。いつものように、メモ代わりに重要と思えた部分を書き留めておきたい。7月には、拙著『ネオ・トランプ革命の深層』が上梓される。大澤の本は、トランプ政権の・・・

「大澤真幸著『〈世界史〉の哲学　現代篇２　アメリカというなぞ』を読む　（１）」の続きを読む

もう『ネオ・トランプ革命の深層』は書き上げたので、これからはこの本のプロモーションに着手することになる。 第一に考えているのは、「独立言論フォーラム」での連載「知られざる地政学」で何度か紹介するという作戦である。 第二は・・・

「「覚醒マインド・ウイルス」について考える」の続きを読む