必読記事「ゼレンスキーは終わったか?」:シーモア・ハーシュの記事
7月19日に、「現代ビジネス」に送った拙稿がなかなか公開されない。そこで、ここで簡単に紹介したいと思う。そう考えて、7月21日午前10時時点で検索すてみると、青山貞一(東京都市大学名誉教授)が翻訳したものが存在することを知った。
日本にも、まだまともな人がいることを知り、とてもうれしい気持ちになった。どうか、まず、このサイトにアクセスして、この翻訳を熟読してほしい。
拙稿の紹介
以下に私の書いた記事の内容を少しだけ書いておきたい。
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7月19日になって、著名なジャーナリスト、シーモア・ハーシュは自分の運営するサイトで、「ゼレンスキーの終わり? ワシントンはウクライナ大統領の退陣を望んでいるが、それは実現するのか?」という記事を公開した。
ハーシュについては、拙著『帝国主義アメリカの野望』において、つぎのように書いておいた(106頁)。
「ピューリッツァー賞の受賞歴のあるジャーナリストシーモア・ハーシュは2023年2月8日、「アメリカはいかにしてノルドストリーム・パイプラインを破壊したのか」という長文の記事を公開した。そのなかで、彼は「作戦計画を直接知っている」ある無名の情報源を引用して、米海軍の「熟練深海ダイバー」が2022年6月の訓練中にC-4爆薬を仕掛け、その3カ月後に遠隔操作で爆発させた方法を詳述している。バルト海海底に敷設されたガス輸送用PL爆破の命令を下したのはバイデン大統領であるというのだ。」
この優れたジャーナリストであるハーシュは、19日の記事のなかで、実にショッキングなことを明らかにしている。「ドナルド・トランプ大統領が決断すれば、ゼレンスキーは国外追放の候補に挙がっている」というのだ。さらにつづけて、ハーシュはつぎのように書いている。
「もしゼレンスキーがオフィスを去ることを拒否すれば、おそらくそうなるだろうが、ある米政府関係者は私にこう言った:「彼は力ずくで追放されるだろう。ボールは彼のコートにある」。
重要なのは、ハーシュのつぎの指摘である。「ワシントンとウクライナには、エスカレートするロシアとの空中戦を、プーチン大統領との和解のチャンスがあるうちに、すぐに終わらせなければならないと考えている人が大勢いる」というのがそれである。その一人がトランプであり、迅速な停戦・和平を実現するうえで、ゼレンスキーが「邪魔者」であることが広く認識されていることになる。
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とにかく勉強してほしい
この原稿を書く直前、「知られざる地政学 連載(100)」用に書き上げた記事を独立言論フォーラムに送っておいた。今週末から来週に公開されるだろう。100回目の節目にあたるので、それなりに力を入れてかいたものである。
そこにも書いたことだが、日本の人々の不勉強ぶりには業を煮やしている。どうか、もっと勉強してほしいと思う。青山貞一という方がどんな人物かまったく知らないが、こうした人を大切にしつつ、とにもかくにも、勉強してほしい。とくに、若い人に。参政党といった似非集団に騙されないためにも。



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