1418日という長さに思う

2026年1月11日付の「ストラナー」によると、1月11日で、ウクライナでの全面戦争は1418日目を迎えた。これは、1941年6月22日から1945年5月9日までつづいたとされる、ロシアで「大祖国戦争」と呼ばれる戦争の期間と同じである。因みに、1941年6月22日は、独ソ不可侵条約を破棄してソ連に侵攻(バルバロッサ作戦)して独ソ戦が始まった日だ。なお、ヨーロッパ諸国では、ドイツが降伏した1945年5月8日を「ヨーロッパ戦勝記念日」 (Victory in Europe Day, VE Day)としているが、ロシアでは、旧ソ連が独自に5月9日を「大祖国戦争勝利の日」としてきた。

他方で、太平洋戦争(日本の定義)は、1941年12月8日 から 1945年8月15日までの1351日間(包括的にカウントした場合)、ないし1350日間であった。公式に降伏署名が行われた1945年9月2日を終わりとすると、1399日になる。

 

終わらないウクライナ戦争

それにしても、第二次世界大戦とほぼ同じ期間を経過しても継続しているウクライナ戦争はなぜ終わらないのだろうか。その理由はさまざまある。

第一に、戦争の性格の変化が挙げられる。2022年2月24日にはじまったロシアによるウクライナへの全面侵攻は、ロシアの目論見では、ウォロディミル・ゼレンスキー政権に代わる親ロシア政権の樹立によって数週間以内に終結するはずであった。しかし、それに失敗したロシアは、いわば消耗戦に引っ張り込まれたことになる。

2022年夏以降、ウクライナは、米国や英国、さらにその他のNATO加盟諸国などからの軍事支援と引き換えに、いわば「代理戦争」を継続することを決意し、その状態が基本的につづいている。つまり、二国間戦争から代理戦争に変質したことで、戦争を終結させるにしても、これまでウクライナを支援してきた国々との調整が必要となり、停戦自体を難しくしていることになる。

 

代理戦争に伴うマスメディアの偏向

代理戦争を戦うウクライナを支援するために、ウクライナに対して軍事支援や財政支援などを行う国々は驚くほどの情報統制を行うようになっている。私のように、ウクライナ支援を停止することで、ウクライナを窮地に追い込み、すでに負けている戦争を止めるできだといった主張を徹底して排除してきた。

それどころか、民主主義や法の支配を守るために、ウクライナ支援が当然であるかのような論調ばかりを報道してきたし、いまでもそうだ。

しかし、その結果、腐敗するゼレンスキー政権の実態や、無理やり動員するウクライナ当局の非道さなどを各国のマスメディアは無視してきた。あるいは、ほとんど報道しないことで隠蔽してきた。

この結果、欧米や日本の多くの国民はいまでもウクライナ戦争の実態について騙されつづけている。そんな証拠がDe Telegraafによって報道された。ウクライナで戦ったオランダ人志願兵が、ウクライナ軍を厳しく批判し、汚職、コロンビア人傭兵、ネオナチ的慣行について語ったというのだ。詳しい内容は、Noteをみてほしい。

もちろん、この傭兵の語る内容が信憑性のあるものかどうかはわからない。それでも、こうした「不都合な真実」についても、きちんと報道することが求められているように、私には思われる。

 

 

 

 

 

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塩原 俊彦

(21世紀龍馬会代表)

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