CNNの報道を観よ! ゼレンスキーは腐っている
「知られざる地政学」連載(158)「ゼレンスキー大統領と仲間たち:その「厚かましさ」(フツパー)に驚愕」をいま執筆中である。ウクライナの最新腐敗事情を論じたものだが、相変わらず、オールドメディアの報道は鈍い。要するに無視することで、ゼレンスキーに味方している。
CNNの興味深い報道
ただし、2026年8月24日付のThe Economistの記事「ウクライナが攻撃にさらされるなか、腐敗や政治的混乱が蔓延している」と、CNNの8月20日放送の「活動家は、「ゼレンスキー氏はウクライナ国内で信頼を失いつつある」とのべている」は、一味違っている。いずれも、必読・必見の内容となっている。
前者については、連載のなかで詳しく論じる予定だ。そこで、後者についてだけ簡単に説明してみよう。CNNのインタビューに答えているのは、「腐敗対策センター」の共同創設者であるダリア・カレンユクだ。彼女は、つぎのようにのべた。
「私たちは、汚職が私たちの制度を内側から蝕み、抵抗する能力を弱めていることを理解している。ゼレンスキー大統領の側近の間でこれほど多くの大規模な汚職事件が発生しているにもかかわらず、大統領はこれらの事件を単に無視し、依然として法遵守を確保する人物ではなく、自分に忠実な人物だけを要職に任命し続けている。」
そう、いまのゼレンスキー政権が「法の支配」を無視し、ろくでもない連中が権力の中枢で金儲けをしていることを認めているのだ。
8月24日の独立35周年式典は茶番
それにもかかわらず、英国のアンディ・バーナム首相はキーウを訪問し、8月24日にウクライナの独立記念日の祝賀行事に参加した。彼は、他の欧州諸国の指導者たちとともに、ドナルド・トランプ米大統領に対し、ウクライナに「パトリオット」迎撃ミサイルを供与するよう要請する意向を表明した。
ドイツのフリードリヒ・メルツ首相とフランスのエマニュエル・マクロン大統領には、訪問を見送るやむを得ない事情があったらしい。前者は迫る州議会選挙に関連して多忙を極めており、後者は24日にサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子を歓迎していたからだ。
日本時間24日午後8時に開催された「ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合」に出席した高市早苗首相も、「我が国は、これまでも、官民一体となった復旧・復興支援を含め、ウクライナの社会・経済強靱化の取組に貢献してきました。 国際社会と連携しつつ、我が国にできるウクライナ支援及び対露制裁にしっかり取り組んでいきます。 我が国は、ウクライナと共にあり、その方針に揺るぎはありません」とXに投稿した。だが、「真っ黒なゼレンスキー」を支援する理由を、彼女は説明できるのだろうか。
日本の政治家の悪辣さ
私が本当に情けないと思うのは、こんな「真っ黒なゼレンスキー」を批判し、支援を停止し、戦争終結後に支援せよと主張する政治家が日本にいないことである。日本人の血税をゼレンスキー一味に掠め取られても仕方ないと思っているのであれば、それは盗人を幇助しているのと同じだろう。
日本のオールドメディアもCNNのように、少しは心を改めて、「真実」報道してほしいと心から願っている。



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