平野高志よ、大嘘は止めろ!

昨夜、BS TBSの「報道1930」なる番組で、「嘘」をほざく輩がいないかとチェックをしていると、平野高志なる人物が「大嘘」を話していたので、ここで注意喚起しておきたい。

 

「悪い噂を聞いたことがない」

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は今回、ユリア・スヴィリデンコ首相に代えて、国営石油ガス会社ナフトガスの取締役議長(会長)セルゲイ・コレツキーを据えた。このコレツキーについて、彼は「悪い噂を聞いたことがない」と言った。

もしこれが真実であるならば、この平野なる人物は無能ということになる。なぜなら、コレツキーは、「悪」の固まりのような人物であるからだ。それは、ちょっと調べればすぐわかる。

もし平野が「コレツキー=悪人」と知りながら、「悪い噂を聞いたことがない」と語ったのであれば、大嘘ということになる。

 

決定版ウクライナ騒動を読め!

もうしばらくすれば、8月1、2日に、今回の大騒動をまとめた論考を「知られざる地政学」の連載において公表する。そこでは、つぎのように書いておいた。

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コレツキーの恐ろしさは、「企業乗っ取り屋」(レイデル)である点だ。この企業乗っ取りは、もともとロシアで頻繁にみられた現象だが、ウクライナでもみられるようになっている(この問題を知りたければ、拙著『ネオKGB帝国』を読んでほしい。あるいは、拙著『プーチン3.0』にも若干の説明を書いておいた)。

「ストラナー」によれば、コレツキーの人生において、根本的に新たな段階がはじまったのは2022年末のことだった。彼はこの時、「ウクルナフタ」および「ウクルタトナフタ」の両社の取締役に就任したのである。この2社は、ユダヤ系の富豪イゴール・コロモイスキーと同じくユダヤ系富豪ヘンナジ・ボホリュボフ率いる「プリヴァト」グループから支配権が剥奪され、事実上、国家によって国有化されていた。これは一部において、当局が軍事上の必要性や戒厳令の存在を口実に、実際に違法な国有化を試みたものと理解されている。コレツキーを「ウクルナフタ」に引き入れたのが、ミンディッチであったと言われている。

2023年になると、コロモイスキー所有の民間企業「ウクルネチブレーニエ」の資産が差し押さえられ、当時コレツキーが率いていた「ウクルナフタ」の管理下に引き渡された。ミンディッチの自宅アパートで録音された音声記録には同企業の乗っ取りに向けた段階的な計画が記録されていたという。こんな人物だからこそ、2025年に彼は国営のガス会社「ナフトガス」のトップに就任した。

こんな人物をあえて首相に据えるゼレンスキーの狙いと言えば、もはやミンディッチ関連の腐敗はまったく無視して、やりたい放題の統治を実践するということだろうか。イスラエルに逃亡したミンディッチは形式上、国際指名手配リストに収載されてはいるが、逮捕されておらず、ゼレンスキーの腐敗はいまも暴かれずにいる。こうした事態がゼレンスキーを大胆にさせているのであろう。

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ついでに、スヴィリデンコ前首相が「真っ黒である」ことに、番組に登場した3人全員がまったくふれなかった。「おいおい」である。もっときちんと勉強してほしい。そして、ゼレンスキーおよびその周辺の人物が全員、「真っ黒」であることを報道してほしい。

 

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塩原 俊彦

(21世紀龍馬会代表)

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